髙木建設一級建築士事務所

 髙木建設は社内に一級建築士事務所を構えており、設計施工での案件を得意としています。

設計ー施工物件の例

設計-施工にて工事させて頂いた眼科様です(平成30年1月竣工)

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入念に打合せを繰返し、新病棟にかける依頼主様の細部への情熱を形にさせて頂きました。
計画にあたっては確認申請機関である杵藤土木事務所との協議は当然のこと、保健所や県の薬務課との調整を取らせて頂き、依頼主様が希望される増築計画を実現することが出来ました。

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パッと見ただけでは高級住宅と見間違える様な内部の様子です

高木眼科手術室

手術室も兼ね備えた設備になっています。
写真は医療機器搬入中の様子です



私たちの設計施工の2つの強み

・お客様との『コミュニケーション』による要求(ニーズ)の実現

・行政窓口との協議・申請書類作成のサポート、法律との調整


 一見すると「そんなことは一級建築士事務所の看板を掲げている以上はどこでも出来て当たり前だろう」と思われるかもしれません。しかし、その当たり前が実現できていない物件も多数存在しています。
 

お客様のニーズを建物に反映させる

 説明のため少々極端な例になりますが、次のような設計案件で具体例を示します。

【オフィスビルの新築工事】

 ・施主は得意先のデータを扱うIT会社である。
 ・メインエントランスとは逆側にサーバールームを併設する
 ・施主要望として漏水がない様に防水に力を入れて欲しい

 この案件に対して、今一つ意向を反映しきれていないパターンと逆にメリハリをつけて計画がされているパターンの2つが下の絵になります。

排水の絵


パターン1の特徴

[check] 防水層は漏水を懸念し、グレードの良いモノを選定

仮に単価を@8,000/m2とすれば120万円の施工費

[check] 雨水排水はサーバールームの天井内を配管してメインの縦配管に接続


パターン2の特徴

[check] 防水層はサーバールームを重点的にカバー

耐久性の良い最上級グレードを選定し、オフィス棟側は通常グレードとする

仮に単価を特上:@10,000/m2、通常:@6,000/m2とすれば約100万円の施工費

[check] サーバールームの屋上の雨水排水は横引き配管で外部に排水

メインエントランス側ではなく配管が外部に露出していてもさほど気にならない

天井内での配管漏水リスクを回避できる




 いかがでしょうか??
 このサイトをご覧の方がこのIT企業の社長さんであれば、どちらのパターンを採用されますか??
 8~9割の方がパターン2とされるのではないでしょうか?

 この例では分かりやすい様に簡単な絵を用意しました。
 しかし、実際の建築プロジェクトとなれば施主に提出されるものは

 平面・立面といった『図面』
 雨水排水系統図という様な『専門知識を要する図』

 になります。
 その枚数たるや規模の小さな建物でもなかなかのモノで、専門的な知識が無いかたでは数ページで読み解く気を失くしてしまう代物です。

 そんな代物にパターン1の様な計画が描かれていても「こんなものなのかな」という認識でお施主さんは承認してしまうことがほとんでです。

 その上、

屋上防水はどこでも同じでOK

排水は外部露出すると格好悪いから出来るだけ内部で処理を

 といった既成概念で計画されている建物は意外に少なくないのです。

 弊社で設計を行う際にはこれまでの実績と経験を駆使し、
 丁寧なご説明とコミュニケーションを通して、

 お客様のコスト範囲内で
 お客様のご要望を可能な限り図面化した

 パターン2の様な計画を提案させて頂きます。




 ここまでは建物の機能的な面を例にしてきましたが建物のデザイン、建築でよく言われる『意匠』となるとどうでしょう?

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 当然のことですが、100%同じ建物はありません。
 ハウスメーカーさんの住宅でさえ敷地条件が様々である以上、同一はあり得ません。

明るい色調が良い・・・

落ち着いたシックな色調が良い・・・

石っぽい見え方が格好良い・・・

金属調の見た目が最近の建物っぽい・・・

前面はガラス張りが迫力があるなぁ・・・

 お施主さんの希望は人それぞれ、無限大です。

 弊社の専務が愛読している著者に企業マネジメント論の巨匠:ピーター・ファーディナンド・ドラッカーという偉人がいらっしゃいます。(ご存知の方も多いかと思われますが)
 彼の「顧客のニーズをいかにして掴むか」という記述の中に次の様なたとえがあります。

10代の少女にとって、靴の価値はファッションにある

流行っていなければならない

価格は二の次であって、耐久性など全く意味がない

ところが数年経って母親になると、ファッションが絶対ではなくなる

流行遅れは買わない

しかし、重視するのは耐久性、価格、履き心地である

10代の女の子にとって価値のあるものが、その姉には価値がない

何を価値とするかは、顧客だけが答えられる複雑な問題である

推察してはならない

顧客のところへ出掛けて行き、話を聞かなければならない

『マネジメントー課題、責任、実践ー』より抜粋

私たちが実践を心掛けているモノはまさにこの精神です。



髙木建設一級建築事務所のもう一つの強み

お気軽に、どんなことでもご相談下さい